出版社内容情報
不登校の増加やいじめの深刻化などの問題が山積する学校現場で、スクールカウンセラーが担う役割はますます大きくなっている。日々のスケジュール、子どもや保護者へのカウンセリング例、配置状況、雇用形態など、職業としての実情を多面的に解説する入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mana
8
図書館本2024/08/27
お抹茶
2
当事者ではないので断言できないが,スクールカウンセラーについて包み隠さず書いてあるように思う。スクールカウンセラーの待遇やキャリア,学校での日常業務,実際のカウンセリングの例が書いてある。スクールカウンセラーは非常勤で,複数の学校や精神科クリニックや発達支援センターで働くことでさまざまな経験をつめるが,収入は不安定。悩み多き子供に寄り添う大切な役割があって,苦労も多い仕事だろうに,スクールカウンセラーとして生活するのは簡単ではなかろうかと心配してしまう。2022/12/19
ジョルジオ鈴木
1
★★ 結構評判の悪いスクールカウンセラーが実際どう仕事してるのかを勉強したくて購入。 先生のアドバイスというより保護者の山表に立つなど第三者性があるといいと思う。2024/11/27
空白少女
1
スクールカウンセラーの実情について、どのような仕事があるか、現状の良いところと悪いところなど網羅されている。SCは心理臨床職の中でも世間的に知られている方の働き方だと思っているが、ただただ子ども、保護者、教師などに関われるだけの仕事じゃないことがこの本でよく分かる。2023/07/21
ぐみ
1
仕事内容から資質、勤務実態まで一冊にしっかり纏っていて、入口としてはかなりありがたかった。まだまだ安定した仕事ではないがこの先かなり重要になってくる職業。常勤形態の常態化とスーパーバイズ体制の確保、給与形態の見直しが整う必要あり。カウンセラー側ができることは現状の発信と研鑽に努めること。2023/01/09
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