青弓社ライブラリー<br> クイズ化するテレビ

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青弓社ライブラリー
クイズ化するテレビ

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787233769
  • NDC分類 699.67
  • Cコード C0336

内容説明

ニュース番組のめくりフリップ、バラエティー番組での人気ランキング、トーク番組のオチの前やテレビドラマ・映画の山場に挿入されるCM、「ことあと驚くべきことが?!」という番組予告―。いまテレビは無数の問いかけと答え=クイズであふれている。啓蒙・娯楽・見せ物化というクイズの特性がテレビを覆い尽くし、情報の提示そのものがイベント化している現状を具体的な番組を取り上げて読み解きながら、テレビの現代的な性質を分析する。私たちには自明すぎて意識しづらい日本のテレビの性格を、「初めて見たときには驚いて目が離せなかった」という経験をもとに韓国の留学生が独自の視点で検証する「テレビの文化人類学」。

目次

序章 テレビとクイズのはざまで
第1章 クイズと「啓蒙」
第2章 クイズと「娯楽」
第3章 クイズと「見せ物化」
第4章 遍在する「クイズ性」
第5章 自己PRへ向かう「クイズ性」
終章 クイズ化するテレビ
補論 クイズ番組とテレビにとって「正解」とは何か―一九六〇年代から八〇年代の番組を事例に
解題 テレビの文化人類学

著者等紹介

黄菊英[ファンクギョン]
1982年生まれ。早稲田大学文学学術院修士課程修了。専攻は表象・メディア論

長谷正人[ハセマサト]
1959年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専攻は映像文化論、コミュニケーション論、文化社会学

太田省一[オオタショウイチ]
1960年生まれ。社会学者。専攻は社会学、テレビ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

16
テレビの報道ニュース番組で、よく耳にする言い回し「いったい何があったのでしょうか?」をはじめとして、めくりフリップやパネルコーナー、そのほかCMまたぎ、ランキング番組などが氾濫する理由が、だいたいこの本で書き尽くされている。とても良い。【p132】「『クイズ性』の表現形式は/主に、一時的な秘密化、段階的な情報提供、同時刻性の実現、答え探しを目的とするコンテンツ、情報公開のイベント化などで形で現れる」。2022/02/06

3
確かに、クイズ要素のないテレビ番組の方は多く、メリハリをつける為には意外と重要だったりする。。CMでやたらと引っ張る番組は困りものだけれど、「焦らし」の全くないテレビもきっとつまらない。合間に挟まれるCMが、リアルタイム視聴の面白さを際立たせる「ネタ」になることもあるし。韓国では、スポーツニュースでさえも、あっさりと先に結果を言ってしまうことが多いらしい。2014/11/08

ぷほは

0
ふむふむという感じだったのだが,知識から情報を問うようになったのはネット普及以後ってのが引っ掛かるのと,同時性/同時刻性と同期/擬似同期の区別が気になる。2014/07/22

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