内容説明
名誉毀損、プライバシー侵害、盗用・著作権侵害、差別・不適切表現、商標権侵害…「ついうっかり」の表現が違法・触法になったり他者を傷つけて抗議を受けたり、高額な賠償を求められたりする「危機」を回避するためのマニュアル。
目次
第1章 「名誉毀損」「プライバシー侵害」訴訟は編集者の宿命
第2章 盗用か、引用か―著作権侵害の境界は微妙
第3章 「商標権侵害」「不正競争防止法」トラブルって何だ?
第4章 「景品表示法」「製造物責任法」「薬事法」の落とし穴
第5章 コミックはトラブルの百貨店と覚悟せよ
第6章 文庫とコミックは「差別・不適切表現」の宝庫だと思え!
第7章 最強の編集者は「指摘・抗議・クレーム」への対応がうまい
著者等紹介
堀田貢得[ホッタコウトク]
1941年生まれ。小学館で編集総務部長として、訴訟処理、人権差別問題、編集倫理問題と取り組む。在職中は、日本雑誌協会編集倫理委員会委員長、出版倫理協議会副議長、出版・人権差別問題懇談会代表幹事などを務める。現在、日本雑誌協会倫理専門委員、映像倫理機構副代表理事を務める
大亀哲郎[ダイキテツロウ]
1948年生まれ。小学館で、法務・ライツ局ゼネラルマネージャーとして、著作権、出版契約書、商標などの管理、著作物の二次使用、海外翻訳出版を担当。元日本書籍出版協会知的財産権委員会副委員長。現在、日本ユニ著作権センター著作権相談室員、日本写真家協会・日本写真保存センター諮問調査委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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