出版社内容情報
「なぜ?」わが子の自殺によって身を砕く衝撃と悲嘆におそわれ、絶望の淵に立たされる親たち。逃れられない冷厳な事実と向きあうことによって残された者はどう生きるべきなのかを模索する真摯な体験記をまじえて、自殺の意味と死別の影響を考える。
はじめに
遺族の悲哀
自殺の研究
suicideとself―murder
黙された悲しみ――silent grief
第1章 生の余白に
自殺は「物語」の終章にはなりえない
第2章 感じやすい魂――ame sensible【ameのaは、aに^】
渾然一体とした「痛みと慰め」――dying message
sanctification reaction
十九歳――次男の死
少年から青年へ
「なぜ」
家族のなかの死
第3章 谺に耳を澄まして――父の悲しみ
ひとり子の死から二十七年を生きて
息子へ
第4章 たゆとう命――自殺の予防は可能か
のこされた者と逝った者――surviver/victim
からみあう悲嘆――multiple grief
どうすれば生きていかれるのか
セルフ・ヘルプ・グループ
あるがままを受け止める
あとがきにかえて
内容説明
わが子の自殺によって身を砕く衝撃と悲嘆におそわれ、絶望の淵に立たされる親たち―。逃れられない冷厳な事実と向きあい、のこされた者としてどう生きるのかを模索する真摯な体験記を交えて、自殺の意味と死別の影響を考える。
目次
はじめに(遺族の悲哀;自殺の研究 ほか)
第1章 生の余白に(自殺は「物語」の終章にはなりえない)
第2章 感じやすい魂―^ame sensible(渾然一体とした「痛みと慰め」―dying message;sanctification reaction ほか)
第3章 谺に耳を澄まして―父の悲しみ(ひとり子の死から二十七年を生きて;息子へ)
第4章 たゆとう命―自殺の予防は可能か(のこされた者と逝った者―surviver/victim;からみあう悲嘆―multiple grief ほか)
著者等紹介
若林一美[ワカバヤシカズミ]
1949年、東京都生まれ。立教大学大学院修了。デス・スタディに早くから取り組み、アメリカのミネソタ大学「死の教育と研究」センターに研究者として留学。現在、山梨英和大学人間文化学部教授。「死」「ホスピス」などの問題に取り組み、子どもを亡くした親の「ちいさな風の会」世話人も務める。IWG(死と遺族に関する国際会議)会員
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