メダカと日本人

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メダカと日本人

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787232014
  • NDC分類 487.71
  • Cコード C0039

出版社内容情報

小さなからだのおおいなる神秘! 知っているようで知らないメダカの不思議な生態を解き明かし、方言、歌、絵画などに表現されたメダカをとおして、私たちとメダカの古くて深い付き合いを描く。メダカ研究の第一人者が確かな観察眼で迫る、決定版メダカ読本。

はじめに

第1章 メダカってどんな魚
 1 メダカの特性
 2 意外に知らないメダカの素顔
 3 メダカと人間のからだはどのように違うか
 4 オスとメスのからだはどこが違うか
 5 野生のニホンメダカのあいだにも違いがある
 6 ヒメダカはいつどこで生まれたか
 7 ブチメダカ(黒斑)とクロメダカ
 8 メダカの病気
 9 なぜメダカは海水でも淡水でも生きられるのか

第2章 メダカの歴史
 1 メダカの起源と分布
 2 世界のメダカの仲間たち
 3 メダカとその種の分化
 4 メダカの変異種の出現に動く遺伝子(トランスポゾン)が関係している

第3章 メダカの生活
 1 交尾行動をのぞき見る
 2 繁殖(卵と精子)
 3 メダカはどのようにして毎日産卵するか
 4 メダカはどれだけ卵を産んで死ぬか
 5 卵内でからだはどのようにできるか
 6 成長と老化
 7 なわばり
 8 体色の変化と保護色
 9 メダカの視力
10 メダカの冬越し

第4章 メダカと日本人
 1 メダカの有用性
 2 メダカと学校教育
 3 メダカと文学・芸術

内容説明

小さなからだのおおいなる神秘!絶滅危惧種に指定されたメダカの知られざる生態と、私たちの暮らしとのかかわりを、メダカ研究の第一人者が確かな観察眼で存分に語りつくす。

目次

第1章 メダカってどんな魚?
第2章 メダカの歴史
第3章 メダカの生活
第4章 メダカと日本人
第5章 いま、メダカに何が起こっているか
第6章 メダカを育ててみよう

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シラヌイ

2
松岡正剛さんが千夜千冊で取り上げていた本。メダカって不思議!!性ホルモン投下すると簡単に性転換するとか、メダカ食べる地域もあるんだーとか、いろんな不思議があって楽しく読めた。グッと来たのは作者のメダカ愛。「ロボットはどんなに精巧に作っても論理的に理解できる動きしかしないし、生き物ほど意外性に富む動きはできない。どんな生物でも、自然の原理の集積体なのである」。いい言葉だなー。2009/08/13

さやか

1
WWFの機関誌でとりあげられていて知った本。 メダカと暮らして4年目ぐらいなのに、メダカのことちゃんと分かってなかったなと思い、読んでみた。 飼い方や種類といった生物学的なことだけじゃなく、日本での飼育の歴史や絵画などにどう描かれていたかなども書かれていて、とても興味深く読み終えました。 まさか1603年の『日葡辞書』にも「Medaca」という項目があった(今のメダカを指すかどうかは分かっていないけれど)とは!2024/04/10

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