寺子屋ブックス<br> アンデス、祭りめぐり

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寺子屋ブックス
アンデス、祭りめぐり

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784787231727
  • NDC分類 386.68
  • Cコード C0339

出版社内容情報

雄大な自然と、古代インカ帝国の遺跡群に囲まれた土地アンデスにいまも伝わるさまざまな祭り。コイヨリッティの巡礼、聖カルメンの祭りなど、神話と歴史が交差する不思議な祭りの魅力を、現地ガイドを務める著者が写真とともにガイドする。

1 ペルーに行こう
 (1)ペルーに行こう
 (2)夢のマチュピチュ遺跡
 (3)クスコに住もう

2 星と雪の祭り
 (1)コイヨリッティ――星と雪、アンデス山中の大祭り

3 インカの元旦と太陽の祭り
 (1)インカの元旦
 (2)太陽の祭り、インティライミ

4 聖カメルンの祭り
 (1)四日間の仮面大舞台――パウカルタンボの町、聖カルメンの祭り

5 コンドルと闘牛の対決
 (1)コタバンバスの祭り――コンドルと闘牛の対決

6 ナスカの墓どろぼうと地上絵
 (1)墓どろぼうを探しに
 (2)ナスカの地上絵

7 インカの伝説 チチカカ湖
 (1)インカ帝国発祥の祭り

あとがき

内容説明

大自然の力が人々を衝き動かすアンデスには、一年を通じて数え切れないほどのさまざまな祭りがある。神々への畏敬の念をこめたコイヨリッティの巡礼、町を舞台にした一編の壮大なドラマのような聖カルメンの祭り…。土着の神々とスペイン占領時代にもたらされたカトリック教が不思議なかたちで混在しているのは、彼らのおおらかさであり、悲しい記憶への弔いでもあるのか。色とりどりの民族衣装が音楽に舞い、人々は酒を囲んで陽気に語らう。アンデスの祭りと暮らしに魅せられた著者が、その魅力を豊富な写真と文章に収めて、神秘の世界へといざなう。南米文学の魔術的リアリズムに通じる墓どろぼうとしゃれこうべの話、ナスカの地上絵についてなど、現地在住で好奇心旺盛な著者ならではの話題満載のフォトエッセイ。

目次

第1章 ペルーに行こう
第2章 星と雪の祭り
第3章 インカの元旦と太陽の祭り
第4章 聖カルメンの祭り
第5章 コンドルと闘牛の対決
第6章 ナスカの墓どろぼうと地上絵
第7章 インカの伝説 チチカカ湖

著者等紹介

鈴木智子[スズキトモコ]
1969年、東京都生まれ。アメリカのカリフォルニア大学バークレー校卒業。中米コスタリカやペルー国立サンアントニオ・アバッド大学で講師を勤めたあと、エッセイスト、フォトグラファーとして活動。ペルーのマチュピチュ遺跡やマヌー国立公園などで公認ガイドもしている
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