出版社内容情報
残虐きわまる拷問、戦慄が走る刑罰。足枷、水責め、緋文字、猿轡など、およそ考えつくかぎりの身体刑が席巻した暗黒の中世ヨーロッパと新大陸の世界を、多数のエピソードと社会的背景の考察に、近代の刑罰学との比較もまじえて照射する。
1 拷問と刑罰の中世史 アリス・モース・アール[神島奈穂子訳]
序
(1)鉄棒足枷
(2)水責め椅子
(3)足枷台
(4)さらし台
(5)著作物とその著者への刑罰
(6)鞭打ち柱
(7)緋文字
(8)轡と猿轡
(9)公衆の面前での悔い改め
(10)軍隊の刑罰
(11)烙印刑と切断刑
2 中世と近代の刑罰学 エドワード・ペイソン・エヴァンズ[佐伯雄一訳]
(1)中世刑罰学の世界
(2)近代刑罰学と精神病理学
(3)狂気・犯罪防止と刑罰
内容説明
残虐きわまる拷問、戦慄が走る刑罰。―暗黒の中世ヨーロッパと新大陸を席巻した身体刑の世界を、多数のエピソードと刑罰学や社会的背景の考察によって照射する。
感想・レビュー
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