出版社内容情報
19世紀に発見された女性のセクシュアリティは、映像メディアの発達にともなって大きな変貌を遂げた。レッグ・アート、ピンナップ・ガールからSMの女王まで、メディアの欲望が生産し、男たちを蠱惑してきた「理想の女性像」をたどる。
1 グラマーとピンナップ・ガールズの誕生
(1)性のイコン「ヴァンプ」の誕生
(2)「レッグ・アート」と一九二〇年代
(3)ピンナップ写真のオナニズム空間
(4)ハリウッド女体美改造計画
(5)バーレスクとエキゾチズムの流行
2 メディアのセックス・カルト・イメージ
(1)ビーチ・パーティーとセックス・エクスプロイテーション
(2)大衆メディアとB&Dのイメージ
(3)ラス・メイヤーと巨乳帝国の夢
(4)巨乳シネマの一系譜――ドリス・ウィッシュマン
(5)女囚映画のイコン
3 ドミナと世紀末
(1)世紀末のSM隆盛
(2)鞭を持つ女
(3)ブーツの女
(4)乗馬服の女アマゾン
(5)エリスと聖水
(6)SMのシンボリズムと権力
あとがき
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