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内容説明
図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップ。その疑問をエビデンスに基づいて考える視点や思考する道筋を、柔らかな筆致でレクチャーする。図書館を学問することの楽しさを伝え、学問することが図書館をより豊かな場にしていくことを指し示す入門書。
目次
図書館の本棚はいっぱいにならないのか
本棚のどこにあるかで本の使われ方は変わるのか
図書館の本棚に書かれている数字はなんなのか
なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか
図書館を訪れる人は増えているのか、減っているのか
雨が降ると図書館に来る人は増えるのか、減るのか
どんな図書館がよく使われているのか
人はどのタイミングで図書館を使うようになるのか
図書館を使っているのはどんな人々なのか
図書館に税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか
子どもと行きたいのはどんな図書館か
「あなた」はなぜ、図書館に行くのか
人々は図書館のどんな写真をSNSで発信しているのか
図書館への就職希望者が増えるのはどんなときか
著者等紹介
佐藤翔[サトウショウ]
1985年、宮城県生まれ。筑波大学大学院図書館情報メディア研究科博士後期課程修了。博士(図書館情報学)。同志社大学免許資格課程センター教授。専攻は図書館情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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四井志郎の本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
93
図書館はよく利用する。読書メーターを利用している分だけ、本を借りてる。そんな図書館でも、地域にある分館を利用することが殆ど。予約した本の受け取りが主な利用で、展示本も時々。図書館は、地域の中での文化発信の重要なハブだとお持っている。そんな図書館を、多様な視点でとらえているのが興味深く、こえれから見る眼が少し変わるように思う。図書館で実施されている企画展示を、2年前から年に1か月、地域住民+地域教育機関でやっていることもあり、もっと発信の拠点にしたい。2025/04/26
さぜん
53
司書資格を取得し、大学図書館でカウンター業務のアルバイトをして2年。司書過程で図書館学を学んだが実務には必須ではなく、今や知識も薄れかかっている。筆者は図書館学者として、利用者が普段気にしない疑問を解説する。なぜ図書館は月曜休館なのか、雨が降ると利用者は増えるのか、どんな図書館が、そして図書館を使っているのはどんな人達かなどを、エビデンスやデータ分析を使い論じるのだが、図書館学者の知られざる一面も見えて面白かった。私はどうやらコンテンツ消費系の趣味を有する「読書家」クラスターに分類されるようだ笑2026/01/22
よこたん
45
“上のほうの段しか見られていないので、下段に自分の著書が置かれていたら、お気の毒” 本棚にだって、目立つ場所と目立たない場所はある。図書館ごとのルールで順に排架された本は、基本的には場所は選べない。確かに最下段はしゃがんで見ないといけないし、ぱっと見では視界から外れがち。運次第。これが本当に悩ましい。図書館好きな人に、目次だけでも見てほしい。図書館への素朴な疑問を、データを元に解析されている。「どうすればたくさんの人に利用してもらえるか」のヒントを求めて読んだ。「書架番号がじゃま」には、激しく同意。2025/04/08
Roko
36
寄贈された本を保管する場所が足りず破棄するという判断は、確かに困った話ですが、そうなったきっかけが、本を管理する組織が変更されたからというところが気になります。蔵書の扱いもそうですけど、図書館で働く方たちの待遇の悪さもひしひしと感じます。公立図書館であっても、そこで働いているのは公務員ではなく非正規労働者ばかり(約7割)という点を、図書館情報学では扱わないのでしょうかね?2025/03/31
よっち
31
図書館情報学を専門にする著者が、図書館で働く人、日々利用している人が普段は気にしない、でも聞かれると「どうして?」と思う疑問をピックアップして考察した1冊。図書館の本棚はなぜいっぱいにならないのか、新たな発見を促す本棚とは、なぜ図書館は月曜日に閉まっているのか、図書館を訪れる人の増減、雨が降っている時に来る人の増減、図書館を使っているのはどんな人々なのか、税金を使うことは人々にどれくらい認められているのか、子どもと行きたいのはどんな図書館かなど、気になる疑問を資料を使って検証していく試みは面白かったです。2025/02/16




