図書館屋の小さな窓

図書館屋の小さな窓

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784787200044
  • NDC分類 010.4

出版社内容情報

地域生活につながる図書館活動をすすめてきた著者が、典型的な大都市近郊型中都市の窓から眺めた周辺の人々と街、暮らし、日常業務の哲学を、厳しくも優しく、人間味あふれる筆致でつづり、図書館の現状に警鐘を鳴らす。

1 図書館屋の小さな窓
 (1)図書館屋の小さな窓

2 参考室の日々
 (1)レファレンス・サービス――参考室の仕事
 (2)きわめて個人的な参考室日誌
 (3)参考事務あれこれ
 (4)参考事務における初歩的資料
 (5)参考事務における初歩的資料――その二

3 『中小レポート』との並走
 (1)動く図書館(移動図書館)の活動と地域社会の要求
 (2)第3回運営研究会/報告
 (3)奉仕機能と統一書庫と目録の統一――中小公共図書館における問題(1)
 (4)奉仕機能と統一書庫と目録の統一――中小公共図書館における問題(2)
 (5)地域社会の要求と蔵書構成――衛星都市における公共図書館の問題
 (6)一本とられた話

4 図書館とそれをめぐる人々
 (1)良識の新鮮さ――石井富之助著『私論・市立図書館の経営』書評
 (2)竹林先生のこと――思い出すままに
 (3)仙田先生に学んだこと――規範と自由の止揚
 (4)公共図書館は何処へ
 (5)浦さんを悼んで
 (6)障害者奉仕の前提
 (7)西沢ち江さんと私
 (8)地域図書館運営の心

解題
一九

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しょうじ

1
本著は大阪府豊中市の図書館員として長年従事された方のエッセーである。司書資格の勉強をしていた際に、図書館員とはどうあるべきかと言う心構えに何度も出会った。本著もその長きに渡る経験から教科書どおりの教訓が記されていた。なかでも「奉仕(サービス)」重視と言う姿勢が印象的。現代の図書館は本著の時代より多様なサービスを展開しているが、本著の時代ほど利用者との距離は近くないように見える。近代図書館にはDXによる省力化を推進し利用者と触れ合う時間を取り戻して欲しい気がする。2023/08/27

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