新学社近代浪漫派文庫<br> 今東光/五味康祐

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新学社近代浪漫派文庫
今東光/五味康祐

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  • サイズ 文庫判/ページ数 357p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784786800993
  • NDC分類 918.6
  • Cコード C0195

目次

今東光(人斬り彦斎)
五味康祐(喪神;一刀斎は背番号6;指さしていう―妻へ;青春の日本浪曼派体験;魔界;檀さん、太郎はいいよ)

著者等紹介

今東光[コントウコウ]
明治31年、神奈川県に生れる。学業を中学の中途で放擲するまま文学の世界に身を投じると、川端康成、菊池寛らと交って文学運動を共にし、大正14年「痩せた花嫁」を発表するが、やがて仏門に入り、延暦寺に修業するなど逼塞の長い期間を隔てて、戦後の昭和26年に八尾の天台院の住となった前後から、再び小説の筆を執る。同年「祖国」に「人斬り彦斎」を連載の後、同31年、「お吟さま」で直木賞を受賞して文壇に復帰、その後の作に「春泥尼抄」「悪名」他がある。同41年に平泉の中尊寺貫主となり、また同43年から参議院議員で、立候補した際に川端康成が選挙事務長をつとめた挿話はよく知られている。同52年歿

五味康祐[ゴミヤススケ]
大正10年、大阪府に生れる。学徒兵として出征、復員後は窮乏の日を送りつつも、保田与重郎に私淑して小説家を志すうち、昭和27年「喪神」が芥川賞を受賞し、流行作家として迎えられたが、自らを「日本浪曼派の落し子」と語って時流に阿らなかったのは、その人と為りである。着想の妙ばかりでなく、古風を存して端整な筆で成功を収めた剣豪物といわれる作品は、短篇では他に「秘剣」、長篇に「二人の武蔵」「薄桜記」等があり、「一刀斎は背番号6」は、荒唐無稽な話を書き綴りながら、反って時代に生きた作家の面目を遺憾なく示している。オーディオ・マニアとして「西方の音」を著し、また観相を能くするなど多才を揮って昭和55年歿
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感想・レビュー

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おサゲっち

3
西の鬼才二人 歴史小説や剣豪小説を史観披瀝や娯楽として用いるのでなく、人間を追求し、あるいは作者の人生が投影されるものとして読めた。「人斬り彦斎」が佐久間象山の間際のまなざしを永遠に忘れ得ず生きていく様や、三条大橋で近藤勇ら新撰組隊士とすれ違う場面などは人間を知り尽くした名僧?にしか書けない名場面だった。翻って五味さんの「なにこれ?」と言いたくなる剣豪小説2本から「指さして言うー妻へー」の流れは「小説家」が職業でなく「人の生き方」とイコールだった時代を最も体現していた。 2022/12/14

スズマヨ

1
「人斬り彦斎」という作品は今東光さんのと五味康祐さんのと2作あるので(この本に載ってるのは今さんの方)、なんでこの本に載せたのかよくわからないですが、どのお話も面白かったです。芥川賞作品の「喪神」は確かに剣豪小説なんだけどそれだけじゃない感じがあって、同収録の「指さしていふ―妻へ」を読んだ後に五味さんの人生とか人となりを思って読み返すと感慨深かったです。それだけ感動した分、「一刀斎は背番号6」のインパクトがすごいというか、これどうしても入れないといけなかったんだろうかと思わずにいられませんでした。2014/06/05

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