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目次
六十年前の今(抄)(河井寛次郎)(吉太と先生;春は近づく;垣はいつ作られるか;社日桜;人狐のいぶき ほか)
板響神(抄)(棟方志功)(生活美し;「万鉄」の絵心;絵とわたくしと板画;笛鷹と侫武多;津軽白煮 ほか)
著者等紹介
河井寛次郎[カワイカンジロウ]
明治23年、島根県に生れる。中学の頃から陶芸の道に入ることを念とし、大正3年に京都市陶磁器試験場の技手となって釉薬、技法の研究を進めるなかで、作品展に出品するようになったのが、同10年はじめて催した個展で一躍名を知られる。その後は柳宗悦らと民芸運動を率いる一方、制作に工夫を重ねては、華麗で斬新な秀作を次々に生み、戦後に至って大胆な上に奔放さを加えた業は、国際的な評価を受けた。その独創性で、紛れもなく一人の作家であったが、作品が近代陶芸における金字塔となったのは、それが同時に民族の造型そのものだったことによる。昭和41年に歿
棟方志功[ムナカタシコウ]
明治36年、青森県に生れる。画家を志して油絵を試みる傍ら、平塚運一、川上澄生の影響下に始めた版画を、昭和11年「大和し美し」で独自な造型とし、河井寛次郎、柳宗悦らに認められる。その前後から「板画」の語を用い、同15年「釈迦十大弟子」に一進境を示してから、戦後は「女人観世音板画柵」「湧然する女者達々」「柳緑花紅頌」他、生命力に溢れる自在で無礙な作品は、早く海外において高い評価を得た。昭和45年に文化勲章を受章し、同50年歿
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