目次
序章 精神の輝き
第２章 変動の兆し
第３章 養家の残影
第４章 時代を吸う
第５章 天職に会う
第６章 人格を力とし
第７章 組合が会社に
第８章 世界の良品
第９章 工場の学校
第１０章 発展の道
第１１章 小柄で上品
終章 神に召されて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
cozy-koji
4
先秋、綾部グンゼスクエアの薔薇園に行き美しい数々の薔薇を見に行きました。その後にグンゼ博物苑をめぐり、グンゼ創始者の波多野鶴吉翁のことを知りました。権力ではなく人格によって会社を切り盛りしてきた人格者の鶴吉翁の生涯を知りたくて、宥座の器を読んでみたのです。金言に満ち溢れていて、素晴らしい男の生き様をみせて頂きました。心は仕事においても個人においても、形として現れていくものである、と言うことです。一人の経営者の話を通じて、格言を得ていくのは有り難いことです。2021/01/11
