内容説明
太平洋戦争末期、ハイパー機能を備えた空母『信濃』は、沖縄海戦でスプルーアンス率いる米第5艦隊を潰走せしめたのち、B29による本土爆撃を阻止すべくマリアナ諸島奪回を期して西太平洋に進撃した。待ち受けるのは、ミッチャー率いる第58機動部隊とフレッチャー率いる第17機動部隊。『信濃』から飛び立ったのはわずか80余機の震電だったが、米軍の2100機におよぶベアキャットに対して信じられないような勝利をもたらした。痛快無比をゆく架空戦記小説の醍醐味ここにあり。
著者等紹介
夏目秀樹[ナツメヒデキ]
1950年福島県生まれ、法政大学卒業。非情の企業小説、人情の時代小説を得意とし、別名での著書多数
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