内容説明
本選集は、平野文庫の要請で、没後10年にあたる1990年にちなんで、平野義太郎先生の厖大な著作のうちから、学問的に特に重要と思われるものを選び、選集として6巻の書物にまとめたものである。
目次
第1章 民衆の革命―フランス革命―『基本的人権と民主主義の闘争』(1977年)より
第2章 ドイツ革命―リープクネヒトとルクセンブルグ―『国家の機構と民主的変革』(1974年)より
第3章 労働運動の序幕―横山源之助・片山潜を通じて見たる―『日本資本主義の構造』(1949年)より
第4章 日露戦争当時の反軍国主義運動―とくに幸徳秋水とロシア・中国革命との関係―『日本資本主義社会の矛盾』(1954年)より
第5章 田中正造と足尾鉱毒事件―『日本資本主義社会の矛盾』(1954年)より
第6章 大阪事件第一審裁判所における大井憲太郎の弁論―『馬上大井憲太郎伝』(1938年)より
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