- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
私は「赤旗」記者になってから35年のあいだに、「こんな重大なニュースがどうしてマスコミでは報道されないのか」と歯がみするような思いをしたことが何度もある。そして、「いつかはこれを世間に知らせなければ…」と思いつづけてきたことが、この本を書こうと思いたった第1の動機である。第2に、タブーは、一見強固のようにみえても、絶対不動のものではなく、かならずやぶれるということを、知らせたいと思ったことである。「ファシズムは双葉のうちに摘みとれ」とは、忘れてはならない歴史の教訓である。それと同時に、「タブーは双葉のうちにやぶれ」ということも、いま声を大にして叫ばなければならないのではないか。
目次
第1章 天皇制にかんする“菊タブー”
第2章 戦後の“安保タブー”の形成過程
第3章 “広告主タブー”と情報操作
第4章 “角タブー”やぶれたり
第5章 創価学会の“鶴タブー”
第6章 “解同タブー”打破のたたかい
第7章 みのがせぬ統一協会の“勝共タブー”
マスコミのタブーと「赤旗」関係年表