内容説明
大日本帝国連合艦隊の次なるターゲットは、アメリカ=オーストラリアの分断作戦だった。必死の攻防を巡らすアメリカ海軍に鉄槌を加えるべく、ハイテク空母戦艦『大和』司令長官山本五十六は、またしても奇略をもって宿敵アメリカ『スーパー空母』艦隊殲滅に立った。ジェット戦艦『魁改』が空中乱舞し、飛翔戦闘艇が驀進し、ハイテク潜水艦『翡翠』が渾身のサブマリンロケット弾海神を放つ。一方、狂気の総統ヒットラーはついにアメリカに向けて報復兵器『V3』を発射し、狡猾なソ連書記長スターリンは虎視眈々と日本の背後に忍び寄る。戦乱は新たな局面を迎え、凄まじさが増しに増す。
著者等紹介
野島好夫[ノジマヨシオ]
1948年東京生まれ、200作品を超える劇画原作の傍ら、長編のシミュレーション戦記小説を手掛け、ベストセラーとなった『北朝鮮の陰謀』ほか、『極東戦争北朝鮮侵略』『連合艦隊の死角』など、エンターテインメントに徹した作品を発表し続けている
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