出版社内容情報
1950年代アメリカ・ロサンゼルスのダウンタウンを歩くぽっちゃり猫を知らない人は
ほとんどおらず、いくつもの名前を持つその猫は、実は探偵事務所のアランとベルモンドの
相棒ヒッチコックだった!?L.A.の人々と探偵×猫の絆が描かれたストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
22
まったりと楽しめる猫本。主人公のデブ猫くんがいい味出してます。道でスケッチしている声が出せないおばあさんが良かった。猫は道に、教会に、たまには警察にも、どこにでも入り込む。2024/01/07
サンボ
3
この作品はセリフを喋れない猫に目で演技をさせています。その余韻たっぷりの猫の表情の数々を見られただけでもこの本を買った価値がありました。2024/03/20
ぷくらむくら
1
猫(ヒッチコック)の表情が素敵。ちょっと太目なところも魅力。2024/08/26
おりひら
0
「1950年代、ロサンゼルスのダウンタウン」から、毎回始まる短編集。主人公の猫の周辺にいる人間たちが織り成す静かなドラマ。感情を揺さぶることや、シリアスな展開とかでなく、優しい時間を楽しむ。そんな作品かと。同作者による「L.A.探偵物語」と言う作品の派生らしい。こちらの方も読みたい(どうやらpixivにあるみたい?)。続きが読みたい所だが、どうなんでしょ?2024/04/28