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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸抗
21
娘の結婚式を控えたある日、アニメーターだった同級生の死から何故か過去に戻ってしまった多田あゆむ。娘と恋人の知り合うきっかけが同級生金野の製作したアニメだったので、なんとしても彼をアニメーターにしなくてはと奮闘するものの、下手に干渉すると未来が変わらないか心配になってきた。むしろ、企業に勤めてアニメの仕事に全く無知の多田が、金野と真野と一緒にアニメーターを目指すの?本人、絵が書けないと言っていたけど…。70年代のアニメ事情はさすがに知らないので、どんな風に変化していくか知るのは楽しみ。2021/10/08
highig
19
( ^ω^)異世界転生モノが流行りだ。人生に疲れた中高年から、今を逃げ出したい小僧っ子に至るまで、リセットボタンの無い人生で、せめて物語の中ではという昏い欲求。こいつを女々しいと感じるか、共感を覚えるかは多分・・・止そう、くだらない話だ。要するに、今とは違う『何か』になりたいという変身願望、見る事の叶わなかったIFへの憧憬、現実逃避という或る意味『物語』の本質に対する人々の欲求に需要があったという事だろう。別に俺TUEE!な超人になる必要はない。選択肢を一つ変えるだけ、それだけで人は全くの別人になるのだ。2018/10/09
きのと
2
自転車の人っぽい絵だなと思ったら本人か何でこんなん書いてるんだ自転車終わったのか?展開が全部イマイチ。感性が古いのかなぁ2019/10/24
かぽかぽ
1
アニメ版の『まんが道』だと思います! 主観と客観のバランス、、フィクションと事実のバランス、、氏がアニメーターから漫画家に転身する前に、、おもちゃ系の仕事もしていたことからもわかるように、食うために、、という視線がある。好きだから、、で入る世界が、大企業の部長だった男のタイムスリップによってどのように描かれるか、、とっても興味深い。2020/05/04
井上晃宏
0
娘の結婚がどうとか、友人の才能を開花させたいとか、話が複雑になりすぎている。 単純に、 「かつてアニメーターやりたかったけど、リスクの低い選択をした結果、ふつうのオジサンとして人生が終わりかけている58歳が、二度目の人生ではアニメーターとして人生やりなおし」 という話で良かったんじゃないか。アニメーターとしての喜びと苦労、人生山あり谷ありを、過去40年間のアニメ史と絡めて書けば、著者の自伝になる。2019/03/03