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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぶのぶ
31
大正時代、贅沢はできないが、たまにの珍しい料理や滋養のある食べ物をもとに、ほのぼのとした新婚の二人の温かいお話。1食1食を大切にしていた時代なのだなあ。飽食の時代も幸せなのだが、足らないくらいが幸せなのかもしれない。梅干しも薬として食べられていたようだ。日清、日露戦争で日の丸弁当で量産化へ。マグロも大正時代からのようで、マグロ寿司も歴史がそんなに前でないようだ。そんな蘊蓄も知れる。幸せ溢れる二人の話ばかりなので、本当にほのぼの。コンビニで二巻を見つけた。1巻も探して見ようかなあ。 2018/06/02
かおりんご
23
漫画。どのお料理も美味しそうなんだけど、手間暇がかかって簡単には作れなそう。ライスカレーは、大正にはあったのですね。東郷平八郎が広めたんでしたっけ?今は、レトルトで食べられる、手軽な料理になりましたが。料理も興味が湧きますが、それよりも総次郎さんとるり子さんのほのぼのした関係に癒されます。2020/04/28
雷華
10
売れない小説家夫妻のほのぼのアマアマお料理本。主人公夫妻は旦那がついに連載獲得したよ!るり子さんの弟君の将来大物の片鱗が見られたり、実家帰省のお盆回!!総次郎のお兄さん夫婦もお子さんができたり、ご近所さんのニヨニヨもののカツレツや新米お母さんとのあれこれ……いい話が多かったです。時々、実在の人物が出てきて時代を感じます。今回は二人の再会からのプロポーズまでの話など奥行きが出てきた感じがあります。次があるよう…願っております。2018/06/20
santiago
6
市販の何でもないマヨネーズもマイナイソースと言い換えると、ハイカラでより美味しくなる…ような気がする。うちでも今度鮭にマヨネーズを添えてみよう。他に食べたくなったのはキャベツの梅あえ。キャベツとか普段とくに好きなわけじゃないけど、読んでいるだけでさっぱりした梅の香りが容易に想像できて生唾がわいてくる。あとは牛鍋。肉のうま味が玉ねぎにしみて美味しくなるところでは何度も頷いてしまった。美味しんぼの海原雄山にこのページを見せてやりたい気分。牛鍋は肉だけを楽しむ料理じゃないんだよ。すき焼き大好き!2018/06/28
夏月
5
裕福ではないけれど、心通わせ、身内・隣近所関わらず手助けしながらの暮らしの豊かさ。それなのに、男女平等活動、デモ、など、この時期の事を思うと、胸のザワつきがある2018/07/07