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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
竹城 俊之介
74
昭和レトロブームなんて、まだまだ甘いぜ。大正の献立には、昭和グルメに勝るとも劣らない魅力と輝きがありました。 「パンケーク」「チッケンライス」「クロケット」「スコッチエッグ」と、まだ慣れない洋食への憧れとキラキラ感にテンションが上がります。第一話のハヤシライスとか絶妙のセレクト。いやいや和食も良い。支那そばも良い♪ 貧しいながらも仲睦まじい、るり子さんと総次郎さんの愛情たっぷりな暮らし。2人の優しさと笑顔がキラッキラです。さかき先生の柔らかな絵柄が彩る大正の暮らし。人と料理、愛情と優しさが温かい漫画です。2023/01/13
馨
45
読み友様に教えていただき購入しました。大正時代ってこんなに西洋の料理が知れ渡っていたなんて驚きました。レシピはどれも美味しそう。現代と違う呼び名も楽しい。るり子さんと総次郎さん夫婦が良すぎてほっこりしました。次巻も読みたいです。2025/03/02
のぶのぶ
28
洋食、中華が庶民に広がっていく大正時代。かまどでの調理、冷蔵庫もない時代に今、何気なく食べられている料理を作るのは大変だったのだろう。ハヤシライス、コロッケ、ホットケーキ、焼売などが出てくる。1つずつ手作りで手間暇をかける、愛情のスパイスもいっぱいだろう。たまにしか食べられないが、逆に美味しさを実感できたことだろう。「幸せ探しの名人」いい言葉だなあ。熱海に旅行に出掛けるが、大正時代SLで五時間かあ。熱海が当時、新婚旅行先になるのがわかる。ロールキャベツ、クリスマスなどもあったんだなあと改めて知る。2018/08/11
しぇん
22
Kindle Unlimitedで。実家は裕福な売れない作家と奥さんの大正時代のお話。料理中心のお話ですが、色々な要素もあり。まぁ、基本優しい新婚カップルのまったり話ですが。あとスコッチエッグがイギリス料理と聞いて驚いたのですが、大正時代にはもう日本に来てたんだというのも驚きでした。2024/06/03
かおりんご
21
漫画。若い夫婦の食生活にまつわる話。るりこさんが作る食事は、めちゃくちゃ手の込んでいます。今の方がオムライスにしても、ロールキャベツにしても簡単に作れます。大正時代の食生活が垣間見られたのは、読んでいて楽しかったです。が、あるある本の気がしないでもない。最近、料理に関連付けた漫画って多くないですか?2018/09/13