ヤングキングコミックス<br> ドリフターズ 〈2〉

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ヤングキングコミックス
ドリフターズ 〈2〉

  • 平野耕太
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  • 少年画報社(2011/10発売)
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  • サイズ コミック判/ページ数 210p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784785937140
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海猫

300
世界観どう設定がどうとか考えている余裕すらない容赦なき勢い。それに加え台詞回しの格好良さ。細かいことよりドライヴ感溢れるテンションにただ身を任せるのが心地好い。2011/10/15

yoshida

219
2巻も怒濤の展開。エルフの村を救った豊久、信長、与一の3人は隷属されていたエルフ達を扇動。逆襲に来た領主軍を殲滅。更にエルフ族の占領土政庁を制圧し、撫で切りにする。豊久らを廃棄物ジャンヌ・ダルクとジルドレを中心とした部隊が急襲。ジャンヌは火を自在に操る事から、廃棄物は生身の人間以上の付加能力を持つことが分かる。2巻では山口多聞少将と空母飛龍も登場。空母の戦いしてるよ。エルフ族に対する民族浄化に引く。オルテ帝国を造ったのはヒトラー。迫力の戦闘シーン、細かい歴史考証、偉人の幅広さが面白い。濃いめの絵も好き。2015/05/14

kanon

181
勢いは増しはすれど、失速することは無い!最高のエンターテイメントだ。根っから、生まれながらの武将である、と信長も認める島津豊久。確かに、自分が戦場に赴くわけでもないのに、なんというか血が騒いだ。人々を戦場へと駆り立てる力。人を殺していくけれど、なんか...あまり悪い事の様に感じない。みんな豊久、エルフたちと同じ気持ちなんじゃないだろうか。ざまあみろ、と言いたい。でも、憎かろうが死ねば仏、なのだ。死体相手に唾を吐きかけるような事はしない。その心意気に感服です。だんだん世界観が明らかになってきた!続きを早く!2012/01/15

ぺぱごじら

99
『HELLSING』のアーカードが随分分裂症的な性格だったが、これだけいると誰か一人に背負わせなくてもいいな(笑)。とにかく『汚れ役』は第六天魔王が引き受けるらしい。『漂流者』『廃棄物』の仕分けは大雑把には掴めたが、ちゃんと説明しない不親切さが好みに合う。戦争は時に英雄的でも、戦闘は常に残虐で救いのないものだけど、平耕の『闘い』はいつもぞくぞくするほどキモチイイ。すっかり気持ちを『持っていかれた』身に、巻末の気の抜けたやり取りがよいクールダウンになる(笑)。2012/03/04

645

93
「廃棄物」はやはり死に際の詳細が明らかな人物かな?豊久がジャンヌに対し“手に入れた力”と言っているので能力者対人間という構図になるようです。「漂流者」達があくまで戦術的に動いているのに対し、敵は個の力に頼っている、それでも脅威足り得たのは黒王の存在が大きいのだろう。信長が汚れ役になってまで豊久を王にしようと扇動するのとは対照的。また、昔の日本武士の死生観について「感謝と死が同居している」という台詞は痺れた。糞を使った戦術などは実にその死生観の違いが表れている。自分がそうされるなら絶対嫌だけど。2012/08/02

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