内容説明
本書は、借地借家法を一般向けにやさしく解説したものである。同法施行時に廃止された借地法、借家法、建物保護法についても言及していることはもちろん、土地建物の賃借に関する民法ないしその周辺法の領域で発生する諸問題についても触れた。判例・通説に沿った客観的記述をこころがけ、理論的な体系よりも実際の便宜に配慮した。旧版に補正したほか、旧版刊行後の借地借家法の一部改正に関する部分を取り入れて改訂している。
目次
第1部 借地借家制度の変遷と概要(借地借家法の制定;借地借家法による借地借家制度改正の要点;借地借家法の構成と適用 ほか)
第2部 借地(借地関係の発生;借地権の対抗力;借地権の存続期間 ほか)
第3部 借家(借家関係の発生;借家権の対抗力;建物賃貸借の期間 ほか)
著者等紹介
荒木新五[アラキシンゴ]
1949年3月生まれ。1970年、司法試験合格。1971年、早稲田大学法学部卒業、司法修習生に任ず。1973年、弁護士登録(第一東京弁護士会)。1996年より早稲田大学大学院法学研究科非常勤講師(民事執行法・民事保全法)
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