内容説明
本誌は、1年間に公表された知的財産法に関する判例や論文を紹介して解説し、その他の産業界や国際的な動きなども紹介すると共に、現在知的財産法の分野で話題になっているテーマに関する論述を特集として登載して、一般読者が本誌一冊で1年間の知的財産法をめぐる情報のエッセンスを、単に表題だけではなく、ある程度の内容に至るまで知ることができる雑誌として企画された知財年報・I.P.Annual Report誌の2007年度版である。
目次
1 2007年判例・学説・産業界の動向(知的財産法判例の動き;知財学説の動き―著作権法;知財学説の動き―特許法;知財学説の動き―不正競争・商標・意匠;知財戦略・産業界の動き)
2 2007年諸外国における知財の動向(米国における知財の動き;WIPOの動き)
3 特集:知的財産保護の到達点―保護強化の明と暗(権利範囲の解釈と経済活動の自由;専用実施権を設定した特許権者の差止請求―権利変動の構造分析の観点から;発明の公正な保護と第三者への合理的な程度の確実性とのバランス;ソフトウェアの保護?―知的財産における排他的権利の便益;財産権と著作権保護のある作品の効率的利用―パブリックドメインおよび著作権保護のあるベストセラー小説に関する実証研究;特許法102条の解釈に関する実務の方向;知的財産権の行使と独占禁止法;追及権の世界的広がりとその背景―追及権導入の波は我が国に至るのか)
4 知財セミナー報告(知財セミナー報告1(2007年3月3日)知的財産権の国際的行使に関する現代的課題
知財セミナー報告2(2007年3月3日)知的財産権の権利行使上の諸問題)
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