内容説明
「ビジネス・プランニング」とは、企業(またはその大株主等)がある目的を達成しようとしたとき、法的にはいかなる選択肢があり各選択肢それぞれの利害得失は何か、したがって企業等はどう行動すべきか、という観点から法を研究する分野である。このケースブックは、その分野の教育または研究に資する目的で編集された。
目次
第5章 資金調達(上場会社である甲株式会社の現在の資本金は2億円(額面5万円の普通株式の発行予定株式数1万株、発行済株式数4,000株)であるが、新たな工場の建設のために10億円、営業の決済資金(いわゆる運転資金)として1億円をそれぞれ調達しようとしている。
A銀行(株式会社)は、普通株式のみを発行する東京証券取引所の上場会社であるが、このたび、優先株式の発行を検討することとなった。なお、A銀行は、できれば、この優先株式についても、将来、東京証券取引所への上場をしたいと考えている。 ほか)
第6章 経営成果の分配(A株式会社は、東京証券取引所第1部上場の会社である。A会社では、ここ数年1株当たり7円の配当を行ってきたが、株主の間には増配を望む声もある。A会社としては、安定的な配当水準を維持するとともに、企業体質の強化、財務体質の充実を図るという観点から、今年度は、前年度よりも若干増益であったにもかかわらず1株当たり7円の配当を維持したいと考えている。;B株式会社は、東京証券取引所第1部上場会社である。B会社は、数年前に大量の新株発行を行ったが、現在の経営状況、経済状況からみると発行済株式数を減少させることが望ましいと考えており、そのために株式の消却のための自己株式取得を検討している。 ほか)



