出版社内容情報
生成AIの仕組みを明らかにし著作権に関する論点を検討する実務の指南書
AIの活用が現実のものとなってきた。技術の進展は、社会制度や法制度にも見直しを迫っており、なかでも著作権に関する問題は、生成AIの開発・利用において極めて重要な論点となっており、実際に米国をはじめとする各国において、著作権者とAI開発企業との間で複数の訴訟が提起されるなど、法的な争いが現実のものとなっている。日本においても、AIの開発・利用と著作権の関係について大きな関心が寄せられ、さまざまな議論が展開されているところ、本書では、生成AIと著作権に関して実務上問題となる論点をできる限り広く取り上げ、文化審議会の「AIと著作権に関する考え方」などの各種の公的資料、学説、裁判例などを紹介した上で、実務的な観点を踏まえた解説が試みられている。
髙部眞規子弁護士(元知財高裁所長)のインタビュー録も掲載されており、実務に携わる方々にとって必読の1冊!
【目次】