出版社内容情報
最新のガバナンスの在り方を複眼的に明らかにする一冊
CGコード策定から10年を迎えようとする今、これまでのガバナンス改革を振り返りつつ、ガバナンスの現在地、そしてさらなる日本経済の発展に資するガバナンスの在り方を、株式会社の意思決定の仕組みや、サステナビリティガバナンス、DX・AIガバナンス等、さまざまな観点から考察する。
内容説明
不確実性が高まる時代に企業と企業法制はどう向き合うか。サステナブルな資本主義と攻めのガバナンスを考える。
目次
第1章 経済成長戦略と上場会社法制―サステナブルな資本主義と直接民主制/間接民主制のバランスのあり方(上場会社法制における直接民主制と間接民主制とのバランス;経済成長戦略と上場会社法制の設計上の視点 ほか)
第2章 上場会社法制に求められる新設計―株主/ボード/マネジメントの新たな三層構造(上場会社法制に求められる株主/ボード/マネジメントの新たな三層構造;派生する諸論点 ほか)
第3章 企業を強くするサステナビリティ・ガバナンス(サステナビリティ・ガバナンス―サステナブル経営を支える攻めのガバナンスの実践に向けて;サステナビリティ情報開示と保証をめぐる国際動向―欧州CSRD・ESRDと米国SEC気候関連開示規則等の動向 ほか)
第4章 AI時代を生き抜くDXガバナンス(DXガバナンス;AI法制の動向 ほか)
著者等紹介
武井一浩[タケイカズヒロ]
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業弁護士(1991年弁護士登録)。1997年米国NY州弁護士登録。東京大学法学部、米国ハーバード・ロー・スクール(LL.M.)、英国オックスフォード大学経営学修士(MBA)各卒。上場会社の企業法務を中心に案件を取り扱う実務家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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