感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
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コーポレートガバナンスコード(CGコード)等の策定を契機に、執筆会社内において行われている研究会の内容が書かれている一冊。▼研究者、実務家が集ってテーマごとにディスカッションをされており、その内容からCGコード一つ一つの位置づけも浮かび上がってくる大変参考となる一冊である。▼個人的には、スキルマトリックスが、いわば過渡的なものとして位置づけられていることが印象的であった。なぜそのルールが設けられたのかという背景を理解しなければ、教条主義的になってしまうという当たり前のことを思い知らされた。2024/08/18