出版社内容情報
個人情報・プライバシーを巡る議論をふまえ法律と運用、実務の発展をめざす
条文やガイドラインからは明らかでない論点も取り上げ、実務家目線での踏み込んだプラクティスを解説。第一線の研究者との対話の成果としてのディスカッションも織り込み、実務家では見落としがちな俯瞰的な視点からも解説。
内容説明
個人情報をめぐる実務と立案に弁護士として深く関与してきた著者らが、条文やガイドラインからは明らかでない実務的論点も積極的に取り上げ、研究者との対話を通じて理論面でも深く考察した本格的解説書。
目次
第1編 総論(個人情報保護法の変遷;個人情報保護法の法目的と基本理念;基本方針・基本原則・ガイドライン等;個人情報保護委員会)
第2編 個人情報取扱事業者等の義務等(総説;定義;個人情報に関する規律 ほか)
第3編 行政機関等の義務等(総説;個人情報等の取扱いに関する規律;個人情報ファイルに関する規律 ほか)
著者等紹介
宍戸常寿[シシドジョウジ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授。1997年東京大学法学部卒業。1997年東京大学大学院法学政治学研究科助手、2000年東京都立大学法学部助教授、2007年一橋大学大学院法学研究科准教授、2010年東京大学大学院法学政治学研究科准教授を経て、2013年より現職。専門は憲法・情報法。IT総合戦略本部「パーソナルデータに関する検討会」構成員(2013年~2014年)、内閣官房「個人情報保護制度の見直しに関する検討会」構成員(2020年)、個人情報保護委員会「犯罪予防や安全確保のためのカメラ画像利用に関する有識者検討会」座長(2022年~2023年)などを務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- OD版 西山宗因全集 2