出版社内容情報
Web3の世界では、ブロックチェーン上で管理・運営されるDAOを活用したビジネスや地方創生を想定しながら、法的論点・課題を整理し、解説する。
DAOの利用がすすんでいる。組織のあり方、意思決定の方法、働き方等について、新たな枠組みを提示し、株式会社等従来型の組織形態に問題提起を行うDAOの仕組みと法律上の問題点について、実例やトークンに関する論点も交えて解説する。
目次
第1章 DAOの仕組み(DAOとは何か;DAOの具体的事例;DAOにおけるガバナンス;DAOにおけるトークン)
第2章 DAOの法律(DAOの法律問題(総論)
DAOの組織形態(日本法)
トークンの法律問題(日本法)
DAOの税務(日本法)
準拠法
DAOの法律問題(外国法))
著者等紹介
福岡真之介[フクオカシンノスケ]
1996年東京大学法学部第一類卒業。2007年ニューヨーク州弁護士資格取得。Web3・メタバース・AIなどのテクノロジー法務を中心に、暗号資産保有者に対するリーガルアドバイスや、NFT・メタバース・DAOなどを取り扱う。内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」構成員、経済産業省「AI・データ契約ガイドライン検討会」委員を務める
本柳祐介[モトヤナギユウスケ]
2001年早稲田大学法学部卒業。2011年米国NY州弁護士登録。投資ファンドの組成、アセット・マネジメント、資本市場における資金調達、金融商品市場の取引規制、金融業関係規制、Web3・ブロックチェーン・トークン関連ビジネスなどを中心に手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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