出版社内容情報
法務だけではなく、会計・税務の視点からも適切な契約書を作成するための1冊
契約書を作成するためには、法務的な視点だけではなく、会計・税務の視点からのレビューも欠かせない。本書では、契約の態様ごとに会計・税務上、具体的に問題となり得る点について解説を行い、取引法務担当者が会計・税務担当者と適切な連携を行えるようにする。より適切な契約書を作成するための必携書。
内容説明
法務だけではなく、会計・税務の観点からも適切な契約書を作成するための指南書。典型的な取引ごとに具体的な観点を呈示。ビジネスの現場に通じた執筆陣による解説。
目次
契約書作成における法務・経理・税務の連携の必要性
取引法務に関連する各種租税等と実務上の留意点
契約において留意すべき収益認識会計基準(1)
契約において留意すべき収益認識会計基準(2)
グループ内取引に関する税務上の留意点
売買契約・役務提供契約
ライセンス契約
ローン契約
出資契約・各種事業体の選択と課税
株式譲渡契約と税務関連条項
その他の契約(不動産取引に関する契約・和解契約)
契約書と印紙税
電子帳簿保存法と電子契約
消費税のインボイス制度と独占禁止法
著者等紹介
北村導人[キタムラミチト]
PwC弁護士法人パートナー代表、弁護士、公認会計士。2000年弁護士登録(53期)、1996年公認会計士登録。1994年慶應義塾大学卒業、2007a年New York University(L.L.M.,International tax program)卒業。主な取扱分野、会計・税務が交錯する企業法務分野、税法アドバイス、税務調査対応、税務争訟、ESG/サステナビリティ関連法務、ウェルスマネジメント、M&A
黒松昂蔵[クロマツコウゾウ]
PwC弁護士法人弁護士。2010年弁護士登録(63期)。2009年東京大学卒業。主な取扱分野、税務アドバイス、税務調査対応、税務争訟、一般企業法務、M&A、リストラクチャリング関連法務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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