出版社内容情報
まずなにからすればよいの？ 企業法務担当者が案内するはじめの一歩！
経営法友会中国法務研究会メンバーが、自らの経験をふまえ、中国法務の考え方や勘所を伝える。マインドセットや知っておくべき制度、重要法令や契約実務のポイントなど、はじめて担当者になったその日から活用できるエッセンスとともに、中国法務の魅力をわかりやすく紹介。
内容説明
経験をふまえた実務のエッセンスや考え方を凝縮。中国法務に取り組むときに最初に手にとる本！
目次
第１編 はじめの一歩を踏み出そう（中国法務のためのマインドセット；体制・制度；法体系、日本法との違い）
第２編 重要法令のポイントをつかもう（会社法実務；労働法実務；知的財産法実務；消費者法実務；紛争解決・債権回収・倒産実務；コンプライアンス実務；サイバーセキュリティ実務）
第３編 契約実務のポイントをつかもう（契約実務の考え方；六つの重要契約の勘所）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ohe Hiroyuki
2
その名のとおりの一冊だが、そもそも中華人民共和国がどのような国家体制であるかの説明に頁数が割かれており、法務に携わる方以外にとっても有益な内容が多い。▼個人的には第3編の「契約実務のポイントをつかもう」という部分が面白い。担当した執筆者の個人的な経験と思われる記載が多く、このような生の感覚は大いに参考になるところである。▼Q&A形式であるため、一つ一つの内容はコンパクトであり、気になるところだけ読むのもよいと思う。2024/04/04
