ＢｔｏＣ Ｅコマース実務対応

古川 昌平/上原 拓也/小林 直弥【著】

商事法務（2022/08発売）

• サイズ A5判／ページ数 233p／高さ 21cm
• 商品コード 9784785729806
• NDC分類 670
• Cコード C3032

出版社内容情報

古川 昌平［フルカワ ショウヘイ］
著・文・その他

上原 拓也［ウエハラ タクヤ］
著・文・その他

小林 直弥［コバヤシ ナオヤ］
著・文・その他

内容説明

Ｅコマースビジネスの実務における悩みどころなどについて、最新の法改正や規制の動向も踏まえ、横断的に対応策を解説。規約やサイト表示、プライバシーポリシーなどについて、実務に役立つ議論を詳細に展開。

目次

第１部　ＢｔｏＣ‐Ｅコマースの現状及び本書における主な検討対象
第２部　規約に関する留意点（規約作成上の留意点；規約運用上の留意点；規約変更上の留意点）
第３部　広告や最終確認画面における表示に関する留意点（序論―ＢｔｏＣ‐Ｅコマースにおける広告等表示規制概観；ＢｔｏＣ‐Ｅコマースにおける広告表示上の必要的表示事項及び電子メール広告規制；最終確認画面における必要的表示事項等　ほか）
第４部　個人情報保護（プライバシーポリシーの作成及び運用）に関する留意点（序論―ＢｔｏＣ‐Ｅコマースと個人情報保護；個情法による規制の概要；プライバシーポリシーの法的意義　ほか）

著者等紹介

古川昌平［フルカワショウヘイ］
２００３年立命館大学法学部卒業、２００６年同志社大学法科大学院修了。２００７年弁護士登録（６０期）。弁護士法人大江橋法律事務所（大阪事務所）。２０１４年４月～２０１６年３月任期付職員として消費者庁にて勤務（２０１４年４月　課徴金制度検討室政策企画専門官、２０１５年１月、制度課・表示対策課政策企画専門官）

上原拓也［ウエハラタクヤ］
２０１１年東京大学法学部卒業、２０１３年東京大学法科大学院修了。２０１４年弁護士登録（６７期）。弁護士法人大江橋法律事務所（東京事務所）。２０１９年Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｐｅｎｎｓｙｌｖａｎｉａ　Ｌａｗ　Ｓｃｈｏｏｌ卒業、同年～２０２０年Ｗｅｉｌ，Ｇｏｔｓｈａｌ＆Ｍａｎｇｅｓ　ＬＬＰ（ニューヨーク）勤務。同年ニューヨーク州弁護士登録

小林直弥［コバヤシナオヤ］
２０１３年京都大学法学部卒業、２０１５年京都大学法科大学院修了。２０１６年弁護士登録（６９期）。弁護士法人大江橋法律事務所（東京事務所）。２０２２年Ｕｎｉｖｅｒｓｉｔｙ　ｏｆ　Ｃａｌｉｆｏｒｎｉａ，Ｌｏｓ　Ａｎｇｅｌｅｓ　Ｓｃｈｏｏｌ　ｏｆ　Ｌａｗ卒業（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuichi Tomita]

NBLの連載をもとに、BtoC eコマースにおける規約、表示、プライバシーポリシーについて解説したもの。企業の法務担当者を読者として想定している。 意図的にだと思うが、最新の改正（特商法や個情法など）、動向に触れられており、特に景表法の最新の動向がよくまとまっており良かった。 実務的にはこう対応している例が見られるという記載も所々見られ、実践的な内容といえる。

2023/01/09

[まさやん510]

消費者向け電子商取引における規約、広告を内容とする表示、個人情報に関わるプライバシーポリシーの作成・運用に関して、民法、消費者契約法、特定商取引法、景品表示法、個人情報保護法に焦点をあて、留意点を解説している。 最新の法改正や判例、ガイドラインや報告書などを参照しつつ事業者が対応すべき事項についてコンパクトながらしっかりと解説している。 資金決済法や割賦販売法、取引DPF法の解説がない点を指摘するツイートもあったが、そこは完全に割り切っているので、個人的にはあまり気にならなかった。改訂版でのカバーを期待。

2022/08/10