出版社内容情報
「カルテル捜査?」。ある日突然サピーナが来て、社内が騒然となり、米国弁護士と打合せを行い司法省とコンタクトをとって、ベンダーを選定する……。また、インド現法の不正案件に関する内部通報に応じ、現地弁護士とタッグを組んで証拠を集めインタビューを実施し、事実を調査する……。グローバル・コンプライアンスや米国訴訟の実際、E-ディスカバリーのノウハウが、魅力的なキャラクターの動きに合わせて活き活きと描かれる、実務のエッセンスが満載の書籍。
内容説明
事前に予想がつかない「いつか」にそなえる。カルテル調査、米国訴訟、内部通報調査。いずれもeディスカバリー(電子証拠開示)手続の理解がカギ!圧倒的な解像度で描く3つのストーリー。
目次
1 Subpoenaから始まるカルテル調査物語(はじまり;セミナーへの参加;Subpoenaの受領 ほか)
2 一本の電話から始まる不正調査物語(はじまりは電話;両国コンプライアンス課長;嵐は突然に ほか)
3 一通のEメールから始まる米国訴訟物語(終わりは始まり;米国子会社との打ち合わせ;顧客との交渉 ほか)
著者等紹介
佐々木毅尚[ササキタケヒサ]
株式会社LegalForce執行役員最高法務責任者(CLO)。これまで法務、コンプライアンス、コーポレートガバナンス、リスクマネジメント業務を幅広く経験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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