出版社内容情報
デジタル化社会におけるデータなどの新しい財産的価値と信託の関係等を考究
デジタル技術やデータなどを効果的に活用した多様な価値・サービスの創出を可能とすることが求められている中、公益財団法人トラスト未来フォーラムにおける「デジタル化社会と新しい経済的価値と信託に関する研究会」に参加した多様な専門家メンバーが、多角的に検証した研究成果を収録。
内容説明
仮想通貨(暗号資産)、地域通貨、セキュリティ・トークン、仮想通貨(暗号資産)の信託、データと信託制度の関係、海外におけるデータ・トラストの状況等の先端的諸課題を取り上げ、多角的に検証・考究。
目次
デジタル化社会における新しい財産的価値―各種暗号資産、STO、NFTの概要
中央銀行デジタル通貨(CBDC)
デジタル化する地域通貨
セキュリティ・トークンについて―セキュリティ・トークンの意義と規制
セキュリティ・トークンについて―セキュリティ・トークンを活用した新たなビジネスフローの創出
信託契約と仮想通貨(暗号資産)
暗号資産と信託―諸規制法の観点から
暗号資産等の信託と信託業
信頼に基づくデータ流通の基盤に関する考察―情報銀行などの取組みを題材にして
個人データ利活用における課題と展望〔ほか〕
著者等紹介
畠山久志[ハタケヤマヒサシ]
一橋大学大学院博士課程修了。博士(経営法)。財務省退職後日本証券業協会、中部学院大学経営学部教授、現在立正大学大学院非常勤講師
後藤出[ゴトウイズル]
1981年東京大学法学部卒。1986年弁護士登録。1993年米国ニューヨーク州弁護士登録。シティユーワ法律事務所パートナー弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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