内容説明
フランス民法に規定されていた「コーズ」についてその概念の理論的構造を詳細に分析するとともに、日本法との接点および歴史的意義を探究する。
目次
序
第1部 コーズ(cause)概念―その内容と外延(コーズ概念についての共通認識(一八〇四年~一九一〇年)
コーズ概念の明確化・再定式化(一九一〇年~一九四五年)
コーズ概念の機能的分節化(一九四五年~一九九〇年)
小括「コーズの存在」と「コーズの評価」)
第2部 コーズ(cause)概念と日本の契約法―構造化の視点(日本法における「要素」概念の史的系譜;コーズの復権)
結
著者等紹介
竹中悟人[タケナカサトル]
北海道に生まれる。2003年東京大学法学部卒業。その後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了(博士(法学))、学習院大学法学部准教授を経て、学習院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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