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出版社内容情報
いまこそ債権回収の基本的事項を再確認しよう
新型コロナ下における「新常態」において企業の債権管理・法務担当者に必要な知識と動作を平易に示す。定番書籍の第5版。
内容説明
「新常態」のもと最新の法制度に完全対応。
目次
第1部 債権回収の流れを大きくつかむ(債権回収の基本的な流れ;取引を開始する;債権を管理する;話し合いによって債権を回収する;担保によって債権を回収する;強制的に債権を回収する;取引先が倒産してもあきらめない)
第2部 こんなときどうする(取引の開始;取引開始時の債権保全;債権の管理;担保の取得;取引先の協力が得られるときの債権回収;担保先の実行による債権回収;裁判所を利用した債権回収;倒産時の債権回収)
著者等紹介
権田修一[ゴンダシュウイチ]
早稲田大学社会科学部卒。東京富士法律事務所パートナー弁護士(第二東京弁護士会所属)。株式会社山田債権回収管理総合事務所取締役弁護士。第二東京弁護士会倒産法研究会副代表幹事。事業再生実務家協会会員、全国倒産処理弁護士ネットワーク会員。主な業務分野は、債権回収、株主総会対策、M&A、事業承継、倒産・事業再生、訴訟等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちくわ
4
1年半ぶりくらいに再読した。企業法務の担当者が債権回収関連の本を読むならば本書が第一歩だと思う。改めて読んでみると、本書の構成が債権回収を念頭に置いた業務を行うにあたって、非常に頭の整理として有用な構成となっていると気づかされる。債権回収に必要な法的知識としては、民法の各分野、民事訴訟法、民事執行法、倒産法と多岐にわたるものの、債権回収という切り口からこれら知識を再構築するために有益だと思う。また、契約審査の場面でも、最終的には売掛金回収が必須となる契約は多く、そこへの逆算思考という観点でも良い。良書。2022/09/22
ちくわ
2
債権回収の「基本」部分に関しサラッと説明してくれる。企業法務担当者として不意に債権回収案件に遭遇することはあると思うが、全体の流れを頭に入れておかないと、当該案件のプランニング自体ができない。本書は、理論的な難しい内容に踏み込むことなく、全体の流れを掴むことを目的とした書籍と思われる。その先の理論的な内容や、実務的な内容について調べる必要があるのであれば、他の本にあたる必要はある。そうだとしても、とりあえずこの1冊の内容を頭に入れておき、いざという時に慌てなくて良い形にしておくのはアリだと思う。2021/01/05
fuzziiko
0
債権回収の基礎知識本。基本書と謳っているが、ケース別(話し合い、担保、強制執行、法的措置など)の回収方法や債権回収の際に用いる書式のサンプルも多数掲載されており、参考にはなる。決して目新しさはないが、債権回収の基礎知識の確認や何を行うべきかを把握する意味では有用。☆3つ2022/06/21
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