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企業法務におけるナレッジ・マネジメント

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784785728113
  • NDC分類 335
  • Cコード C3032

出版社内容情報

法務部門における適切な「知」の「蓄積」・「整理」・「引き出し方」を解説

企業の法務部門が期待される役割を果たすためには、最新の法令動向から過去の案件によって得られたノウハウまで、幅広い知識・経験を整理して共有のうえ、即座に使用できなければならない。大手法律事務所が実践するナレッジ・マネジメントの手法を披歴のうえ、適切な体制作り・実践方法を指南する。

内容説明

法務部門最大の財産“ナレッジ”をいかに活用すべきか。大手法律事務所の弁護士が体系的な仕組みの構築とその実践方法を解説する。

目次

第1部 ナレッジ・マネジメントの基礎(ナレッジ・マネジメントとは何か;ナレッジ・マネジメントの目的;ナレッジとは何か)
第2部 ナレッジ・マネジメントの実践(ナレッジ・マネジメントの仕組み作り;ナレッジの洗い出し;ナレッジの分類と管理方法;文書化されたナレッジ―雛形と先例を中心に;文書化されにくいナレッジ;外部から得られる法律情報を法務部門内でナレッジとして共有する方法;ナレッジ・マネジメントにおけるリスクと対応策;法務部門におけるナレッジ・マネジメント実践に向けての戦略)
第3部 ナレッジ・マネジメントの応用(外部法律事務所とのナレッジの連携;社外、企業グループ間におけるナレッジの連携・共有;リーガル・プロジェクト・マネジメントにおけるナレッジ・マネジメントの役割;M&Aの場面におけるナレッジ・マネジメント;ナレッジ・マネジメントとテクノロジーの活用)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

6
企業法務におけるナレッジマネジメントの意味合いにとどまらず、その具体的な推進方法についても記載されている本。企業法務の世界だと、どうしても「職人意識」があるからか、個人プレーの仕事が目立ち、他人とナレッジを共有する意識を持つ人が少ないように感じる。意識ですらこうなのだから、それを超えて仕組みを作るという段階になると、まずもって厳しいというのが現実である。その点については本書も重々承知であり、本書に書いてあるようなことを一つ一つ実践していくことが重要なのだと思う。道は険しいが、諦めずにやることが重要。2022/10/10

ちくわ

3
読み直した。改めて読みなおすと、いわゆるSECIモデルをベースに書いており、より実務的なレベルにまで引き直すと、文書化できるナレッジと文書化できないナレッジに分類して、双方の違いからのアプローチを記載しているのは参考になる。とはいえ、企業法務の領域においては、「なぜナレッジマネジメントが必要か」というWhyの部分が肝になってくると思い、そこにリーダーシップを発揮できる人材がいるか否かで大きく変わってくるように感じる。この部分について、組織論の見地から論じられるようになるとより腹落ちするのだと思う。2023/10/17

ふじこ

2
参考になります。2021/04/20

てしらま

1
企業法務に限らず各人の知識共有に困っている方に活用できる。形式知/暗黙知で分割して各々の収集、共有方法の手がかりを教えてくれる。特に暗黙知の発生について、「そもそも共有すべきナレッジと認識していない」「文書化の手間が大きい」「自身の付加価値のため共有に心理的な抵抗感がある」の3点の原因は抑えておくべきだと感じた。共有方法としても何もかも文書化するだけでなく、内容に応じて口頭での共有や、共有を諦め知見者が分かれば良い(エキスパート・ロケーター)といった方法も示されており、自身の手札を増やせる本となっている。2024/01/03

Yamashin

0
3 そのときになったら読み返す2021/04/11

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