内容説明
上場会社における経営者の選解任と報酬の法規制をアメリカ・ドイツの規制との比較を通して論じ、コーポレート・ガバナンスの実質化に向けた法的規律のあるべき姿を示す。
目次
第1編 経営者監督の基礎理論(モニタリング・モデルの生成と発展;経営者監督における取締役会と株主の機能―アメリカにおける議論)
第2編 経営者の選解任(日本の現状と課題;アメリカにおける経営者選解任とその規制;ドイツにおける経営者選解任とその規制 ほか)
第3編 経営者の報酬(日本の現状と課題;アメリカにおける経営者報酬とその規制;実証研究の状況 ほか)
著者等紹介
津野田一馬[ツノダカズマ]
2010年公認会計士試験合格。2013年東京大学法学部卒業、司法試験合格。2015年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、東京大学大学院法学政治学研究科助教。2016年第12回商事法務研究会賞受賞。2018年大阪大学大学院法学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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