データ取引の契約実務―書式と解説

福岡 真之介/松村 英寿【著】

商事法務（2019/10発売）

• サイズ A5判／ページ数 224p／高さ 22cm
• 商品コード 9784785727468
• NDC分類 336.17
• Cコード C3032

出版社内容情報

データ取引の契約実務を、書式を基にわかりやすく解説

近年、その重要性が増加しているデータ取引について、契約実務をわかりやすく解説。データ取引に関するモデル契約を提示し、その条項に基づいて、データの法律と契約作成時に検討すべき事項について実務的な解説をしている。モデル契約は、データ提供型・創出型・プラットフォーム型をカバーしている。

内容説明

データ取引の契約実務を書式を基にわかりやすく解説。データ取引のモデル契約・規約（データ提供契約・データ創出契約・データ共有プラットフォーム規約）に基づいて、データの法律とデータ取引の契約・規約作成時に検討すべき事項について実務的な観点から解説。

目次

第１章　データに関する基礎知識（データの法的性質・特徴；データに関する法律の体系；データ取引に関する法的分析の視点　ほか）
第２章　データ提供・創出契約の解説（目的；定義；データの取得・収集方法等　ほか）
第３章　データ共有プラットフォーム利用規約の解説（利用規約の適用；定義；利用契約の成立および会員登録　ほか）
巻末資料

著者等紹介

福岡真之介［フクオカシンノスケ］
西村あさひ法律事務所・パートナー弁護士。ニューヨーク州弁護士。１９９６年東京大学法学部卒業。１９９７年司法修習修了（５０期）。１９９８年～２００１年中島経営法律事務所勤務。２００１年～西村あさひ法律事務所。２００６年デューク大学ロースクール卒業（ＬＬ．Ｍ．）。２００６年～２００７年シュルティ・ロス・アンド・ゼイベル法律事務所勤務。２００７年～２００８年ブレーク・ドーソン法律事務所（現アシャースト）勤務。著書・論文多数

松村英寿［マツムラヒデトシ］
西村あさひ法律事務所弁護士。２０００年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。２００２年司法修習修了（５５期）。２００２年～２００４年牛島総合法律事務所勤務。２００４年～西村あさひ法律事務所。２０１５年カリフォルニア大学デービス校ロースクール卒業（ＬＬ．Ｍ．）。２０１６年南カリフォルニア大学ロースクール卒業（ＬＬ．Ｍ．，Ｇｒａｄｕａｔｅ　Ｃｅｒｔｉｆｉｃａｔｅｓ　ｉｎ　Ｂｕｓｉｎｅｓｓ　Ｌａｗ　ａｎｄ　Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ　Ｌａｗ）。著書・論文多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Yuichi Tomita]

業務で必要になりそうなので再読。やはり分かりやすい。

2022/03/22

[Yuichi Tomita]

ひな型を元に色々と考えてみます。付録のチェックリストは、検討漏れのために使えそう。

2020/05/18

[Yuichi Tomita]

このひな型をもとに、オーダーメイド的に契約を作成しなければとは思うのだが、まだまだ理解が足りない。 最後のところの、法律的に正しいか、リスク回避出来ているかよりも、データ提供のインセンティブの設計、データの保護と活用のバランスなどの方が大切というコメントはごもっとも。

2020/04/21

[Yuichi Tomita]

経済産業省のモデル契約以外にあまり文献がない中、プラットフォーム型についても契約案があり、大変参考になる。 データ取引自体まだまだこれからのビジネスで、イメージが持ちにくいが、少しイメージが持てた。

2020/04/08