出版社内容情報
東京地裁破産再生部の裁判官等が、破産事件の基礎的な手続を詳しく解説する
東京地裁破産再生部において破産事件に携わる裁判官らが、破産事件の基礎的かつ重要な手続について、実務的な観点から解説する法律実務書。破産事件の新受件数が増加傾向にある昨今、これから破産手続を学ぼうとする初学者のほか、応用的な実務上の論点をおさえたい法律実務家も必携の一冊。
内容説明
東京地裁破産再生部に所属する裁判官が、現在の実務を分かりやすく解説する。法曹実務家必携の1冊。
目次
破産手続総論
破産手続開始の申立て
破産手続開始前の保全処分
破産手続の開始とその効果
破産財団の範囲
破産管財人の地位、権限
破産債権の意義とその調査・確定手続
財団債権
契約関係の整理
取戻権
相殺
否認権
配当
破産手続の終了
免責
破産手続と他の倒産手続の相互関係
破産と訴訟
国際倒産