出版社内容情報
上場会社における経営者と監督者の責任や責任救済の在り方等を詳論!日本においてモニタリング・モデルの実現に向けた法整備がされる下で、取締役会による監督や役員の義務と責任、責任からの救済の在り方など、上場会社の経営に対する監督において現在の日本法が抱える課題を明らかにするとともに、これに係る基本的な考察の視点を提供する。
山中 利晃[ヤマナカ トシアキ]
著・文・その他
内容説明
アメリカ法、イギリス法、ドイツ法を対象とした比較法研究を通して、経営者と監督者の責任を中心に、経営に対する監督における日本法の課題を包括的に検討。
目次
序 本書の課題と検討の対象
第1章 日本法の展開と現状
第2章 アメリカ法
第3章 イギリス法
第4章 ドイツ法
第5章 日本法の課題とその検討
補論 ヨーロッパにおける規範形成とその影響―会社法と資本市場法
著者等紹介
山中利晃[ヤマナカトシアキ]
2007年3月東京大学法学部卒業。4月日本銀行入行(2013年9月退職)。2012年10月米国コロンビア大学国際公共政策大学院修士課程修了、M.P.A.in Economic Policy Management。2013年4月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程入学。2015年4月英国オックスフォード大学Recognised Student(2016年3月まで)。2016年3月東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。4月東京大学大学院法学政治学研究科特任研究員。2017(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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