出版社内容情報
刑法を学ぶにあたっては、判例の学習が不可欠である。現行刑法を知ろうと思えば、事件の解決を通してそれを具現化し補充する判例をあわせて参照しなければならない。本書は、刑法各論の分野の重要判例174件を選び、事実関係と判決要旨(または決定要旨)をコンパクトに示すとともに、判例の位置づけと射程を明らかにする解説と、理解をさらに深めるためのレファレンス(判例解説および関連判例)を加えた。
井田 良[イダ リョウ]
城下 裕二[シロシタ ユウジ]
内容説明
事実関係や法的争点をビジュアル化。見開き2頁、判例のエッセンスをコンパクトにわかりやすく解説。総論に続く待望の判例学習書。はじめての学習から知識の整理・体系化まで、法学部生、ロースクール生のニーズにこたえる。174件の重要判例を概観する。
目次
序 判例の読み方・学び方
第1章 個人的法益に対する罪(生命・身体に対する罪;自由・名誉・業務に対する罪;財産に対する罪)
第2章 社会的法益に対する罪(公共危険罪;偽造罪;風俗に対する罪)
第3章 国家的法益に対する罪(公務の執行に対する罪;司法作用に対する罪;汚職罪)
著者等紹介
井田良[イダマコト]
中央大学大学院法務研究科教授
城下裕二[シロシタユウジ]
北海道大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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