出版社内容情報
役員報酬に関しては、日本においても適正なインセンティブ報酬の導入に向けた議論や法整備が進んできている。本書では、「攻めの経営」を促す新たな株式報酬(リストリクテッド・ストック)の概要やコーポレートガバナンス・コードの適用を踏まえた役員報酬改革の先端実務の状況を解説する。
神田 秀樹[カンダ ヒデキ]
武井 一浩[タケイ カズヒロ]
内ケ? 茂[ウチガサキ シゲル]
内容説明
CGコードの適用を踏まえ本格化する役員報酬構造改革、最新の実務を紹介。
目次
1 対談・ガバナンス・コードを踏まえた役員報酬構造改革と先端実務の状況(コーポレートガバナンス・コードへの対応を受けて広がる自社株報酬導入の動き;自社の一〇年後のありたい姿に向けた経営戦略としての役職員の報酬構造改革 ほか)
2 役員報酬ガバナンスの実践―役員報酬ポリシーと株式報酬の意義(役員報酬の構造改革とコーポレート・ガバナンス;CGコードの実践としての役員報酬の構造改革 ほか)
3 座談会・役員報酬改革の新潮流と今後の諸論点(はじめに―役職員の報酬改革に関心が高まっている理由;役員報酬体系の国際比較と今後日本企業に求められる改革 ほか)
4 対談・経済成長戦略に資する報酬改革のあり方(日本の役員報酬の現状と課題;望ましい報酬ミックスのあり方 ほか)
5 座談会・新しいエクイティ報酬(自社株報酬)導入に向けて(エクイティ報酬とは;日本版ESOP ほか)
著者等紹介
神田秀樹[カンダヒデキ]
1977年東京大学法学部卒業。現在、学習院大学大学院法務研究科教授
武井一浩[タケイカズヒロ]
1989年東京大学法学部卒業。1991年第一東京弁護士会登録、1996年ハーバード大学ロースクール卒業(LL.M)、1997年1月ニューヨーク州弁護士登録、1997年オックスフォード大学経営学修士修了(M.B.A)。現在、西村あさひ法律事務所パートナー弁護士。日経新聞弁護士ランキング「ガバナンス部門」第1位(2015年度)
内ヶ崎茂[ウチガサキシゲル]
早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。現在、三菱UFJ信託銀行法人コンサルティング部報酬コンサルティング室グループマネージャー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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