出版社内容情報
過去60年の商事判例を、年代別(第一部)およびテーマ別(第二部)に捉え、さらに商法学者の方々から学問的な視座をいただくことで(第三部)、これからの企業法務に携わっていく実務家が、将来にどのような展望と海図を描くべきなのかということまで意識をおいて編集。
内容説明
旬刊商事法務の「新商事判例便覧」で取り上げた商事判例を年代別(1955年~1970年代、1980年代~1990年代、2000年以降)に時代背景を踏まえて分析。ガバナンスの黎明期における紛争から最近の企業価値争奪に関する紛争までの15のテーマ別の商事判例を分析。今日の商事法分野における理論面を牽引する各世代の商法学者による学問的視座を示す座談会を収録。
目次
第1部 年代別にみる商事判例(1955年~1970年代;1980年代~1990年代;2000年以降)
第2部 テーマ別にみる商事判例(商法総則・商行為;会社の法人としての性質;株式 ほか)
第3部 座談会・時代を彩った商事判例を振り返る(年代ごとに商事判例を振り返って;テーマ別に商事判例を振り返って)
変遷する時代を映す鏡たる商事判例の回顧・展望
著者等紹介
神田秀樹[カンダヒデキ]
東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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