出版社内容情報
日本の独禁法を理解するうえで、米国・EUをはじめとする先進諸国の独禁法の動きを踏まえていることが不可欠となっている。本書は、世界の主要な市場に事務所を置き、かつ対応できる体制を構築している編者が、そのメリットを活かし独禁法のグローバル実務を理解できるよう解説。
内容説明
グローバル経済の下で重要度を増す独禁法コンプライアンス。米国・EU・新興国の制度の概要や、当局による違反調査・企業結合審査等の対応について、Q&A形式で詳細に解説。
目次
1 はじめに
2 カルテル対応
3 企業結合(M&A)対応
4 競争者間の業務提携・ジョイントベンチャー対応
5 流通分野への対応
6 知的財産権と独禁法
7 私的独占、市場支配的地位の濫用
8 当局との関係
9 独禁法違反で損害を受けた場合の対応策