出版社内容情報
日米における一流の実務家と研究者がハーバード・ロー・スクールで行った授業の教材。敵対的企業買収を中心としたＭ＆Ａに関する日米の主要な裁判例を英語と日本語で収録し、加えて、日米両国の法についての概説と若干の論文も収録。
内容説明
Ｍ＆Ａに関する日米の裁判例を学び両国の会社法の理解を深める。ロースクール生・法律実務家必携のケースブック。
目次
１ アメリカ法の概要（敵対的買収；信認義務に関する注記）
２ 日本法の概要
３ 日本判例の英語訳（ニッポン放送事件東京地裁決定；ニッポン放送事件東京高裁決定 ほか）
４ アメリカ判例（ユノカル事件デラウェア州エクイティ裁判所判決；ユノカル事件デラウェア州最高裁判決 ほか）
５ 論文（取締役の責任・行動準則；取締役の責任・行動準則―わが国においてレブロン義務は認められるか ほか）
著者等紹介
岩倉正和［イワクラマサカズ］
１９８５年東京大学法学部卒業、１９８７年弁護士登録、１９９３年Ｈａｒｖａｒｄ Ｌａｗ Ｓｃｈｏｏｌ卒業（ＬＬ．Ｍ．）、１９９４年ニューヨーク州弁護士登録、２００６年より一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授、２００７‐２００８年および２０１３‐２０１４年Ｈａｒｖａｒｄ Ｌａｗ Ｓｃｈｏｏｌ客員教授（Ｖｉｓｉｔｉｎｇ Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ ｏｆ Ｌａｗ）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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