内容説明
海外投資における腐敗行為というリスクとそれへの予防的対処法の詳説、国際仲裁制度の戦略的活用法も解説。
目次
第1章 新興国投資におけるリスクと法務戦略の必要性
第2章 海外腐敗行為防止法制の実態と戦略的対策(総論;米国;英国;欧州;中華人民共和国;日本;法務戦略;贈収賄防止コンプライアンスと公益通報)
第3章 国際仲裁法制の実態と戦略的活用(総論;国際仲裁機関;中華人民共和国;インド;ベトナム;インドネシア;ロシア;投資協定仲裁;新興国投資と国際仲裁法定の戦略的活用)
著者等紹介
早川吉尚[ハヤカワヨシヒサ]
立教大学法学部教授。弁護士(弁護士法人瓜生・糸賀法律事務所パートナー)。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程満期退学。国際連合国際商取引法委員会(UNCITRAL)、ハーグ国際私法会議、国際商業会議所(ICC)仲裁ADR委員会等の国際機関での日本代表として、さらには、法制審議会や産業構造審議会の各種部会・委員会等において、国際ビジネス取引・国際投資に関するさまざまなルール整備に従事する。また、日本弁護士連合会・国際業務推進センター委員、東京弁護士会国際委員会副委員長も務める
広瀬元康[ヒロセモトヤス]
弁護士(弁護士法人瓜生・糸賀法律事務所)。フランスの弁護士資格も持ち、パリにおいて現地の弁護士としての実務経験も有する。東京大学法学部卒業。パリ第2大学修士課程修了。国際ビジネス取引・国際投資に際して留意しなければならない各国のさまざまな規制に精通しており、弁護士として、それらの点を中心に日本企業の海外ビジネス取引・海外投資を支援している。英語、フランス語わ含めて6か国語に堪能であり、近年は日本企業のアフリカ諸国への投資をも法的に支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。