内容説明
海外投資の増加とともに増え続ける国際仲裁。専門誌で7年連続第1位にランクされる法律事務所の弁護士が仲裁条項の書き方から仲裁費用の抑え方まで、国際仲裁の手続と活用法をわかりやすく解説!
目次
第1章 国際仲裁をどう活用するか
第2章 仲裁条項の書き方―案外多い間違った条項
第3章 投資協定に基づく投資先国との国際仲裁
第4章 国際仲裁の始め方
第5章 証拠開示(ディスクロージャー)をどう活用するか
第6章 ヒアリングから仲裁判断の承認・執行まで
第7章 国際仲裁の時間と費用
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Quantum
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国際仲裁の時代に備える。国際紛争を解決する手段として事実上唯一の手段。裁判と仲裁どっちがいいですかと聞くのは愚問。こう、この本は始まる。海外進出している企業だけでなく 海外企業との取引のある企業の契約法務に関わったことのある人であれば仲裁条項を一二度検討したことはあるはず。この本は押さえておくべき基本的知識と実務的ノウハウを簡明にバランスよく記述している。おすすめ。特に、投資協定に基づく外国投資家と受入国との国際仲裁に関する記述はとても興味深く、貴重だ。帯には、専門誌で7年連続第1位にランク…。納得。2014/11/24
いせやん
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国際商事仲裁について大まかなイメージをもつためのものとして。政治か司法か、という視点では、ちょうど履修している国際政治経済分析ともリンクして、予想外の視点から楽しめた。2014/11/03