内容説明
弁護士出身の一人の最高裁判事は、弁護士実務に携わる中では何を考えていたのか、そして、どのような思いで最高裁の審議に臨んだのか。それぞれの個別意見は、「事件のあらましなど」をもって導入部とし、どの事件をも、法規(範)、事実関係、法の適用についての当事者の主張と最高裁の判断という法的三段論法の形式をとっている。
目次
第1部 講演「最高裁判事の職務に思う」(仕事の内容など;事件処理の実際 ほか)
第2部 私の個別意見(憲法、行政法関係;税法関係 ほか)
第3部 論考―弁護士時代(ヘルパー派遣における高齢者の救済手続;新しい日弁連綱紀委員会覚書 ほか)
第4部 随想、創作(弁護士実務と学説;近頃執行官の職務に思うこと ほか)
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